今や伝説となったアニメ、北斗の拳のモヒカンたち

4年 ago buildswc 今や伝説となったアニメ、北斗の拳のモヒカンたち はコメントを受け付けていません。

が今までに見たアニメの中で、もっとも衝撃を受けたアニメ、それが1984年から1987年まで放送されたアニメ、北斗の拳です。
このアニメの凄いところ、それは主人公ケンシロウのかっこよさでも、そのライバルキャラであるラオウやサウザーの強さでもありません。
それは「モヒカン」にあります。

このモヒカンはいわゆるモブの雑魚敵のことです。
善良な民衆に何か悪さをするモヒカンが、ケンシロウやその仲間たちにあべし(懲罰)されるのが北斗の拳のお約束なのですが、このモヒカン、名もなきキャラのクセに恐ろしいインパクトがあります。

火炎放射器やボウガンなどを持って、徒党を組んで人々を襲うその様は、一種の芸術とさえいえます。

ただのやられキャラ、雑魚Aや雑魚Bに過ぎない彼らが民衆を襲う様は、実に輝いています。
例えその輝きが主人公たちに一瞬で摘み取られるものだとしても、この輝きは決して無価値なものではありません。

ただの名もなきやられ役たちがここまで輝いていたアニメを、私は北斗の拳以外に知りません。

ちなみにこのモヒカンには、色々な種類があります。どこの組織にも属さない名もなき無法者、恐怖の集団ジード、偉大な聖帝に仕える聖帝親衛隊、容赦なく種もみを略奪するモヒカン、それぞれに個性と味があり、やられる時のやられ方パターンも、伝説の「あべし」を始め数多いです。

もちろん北斗の拳は、ケンシロウと強敵(とも)たちとの死闘と友情がテーマのアニメで、そこも非常に面白いのですが、私はこのモヒカンたちについ目が行ってしまいます。

彼らモヒカンは強くもないし信念もないので、ケンシロウのような強敵に相対すると、すぐに敗走してしまいますが、その「一般人感」が凄く好きです。
今の世の中で一般人といえば、朝通勤電車に乗って仕事に行く労働者なのでしょうが、それが世紀末の世ではモヒカンになっているのです。

つまり、電車にのっているちょっとはげたおじさんが、世紀末の世では火炎放射器を持ったモヒカンになって、弱者から食料を奪う「仕事」をしているのです。
そう考えると、私はモヒカンの事がますます好きになってしまいます。

世紀末イコールモヒカンという強烈なイメージを作り上げたアニメ、北斗の拳、

かなり古いアニメですが、一度は見てみるべきアニメだと言えるでしょう。